e-taxで確定申告システム障害。原因はアクセス増加か。過去5年の推移を分析。

e-Taxのシステム障害

2022年の3月14日、e-Taxのシステム障害が起こり3月15日が期限の確定申告を前にネット上で騒ぎになりました。

従来は窓口への直接持ち込みや郵送での申告が多かったのですが、ネットでの確定申告利用者は年々増えています。

e-Taxの検索数推移（過去5年）

下記にてグーグルトレンドでの過去5年での「e-Tax」の検索数の推移を掲載します。
「e-Tax」での検索数は例年1月から増加しはじめて3月15日がピークとなります。

2022年3月を100とした場合の過去の検索数の最高到達点の推移は下記の通り。

※数字は検索数ではなく、相対的な比率。

2022年は表の通り2018年同時期に比べて2.7倍、2019年3月に比べて2倍にまで増えています。

2020年からe-Taxの検索数の山が2段階ある理由

先程申し上げたとおり、例年3月15日が検索数のピークになりますが2020年からはピークの山に4月15日が追加され2段階発生するようになります。これは新型コロナによる影響で期限内の申告が困難なユーザーを対象に4月15日まで期限の延長を申請できるようになったことが原因と推測されます。

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