芝公園の梅が見頃です。「銀世界」と呼ばれる梅園

芝公園にある「銀世界」という梅園をご存知でしょうか。芝公園駅から徒歩１分にあり、密やかではありますが人気の散歩スポットとなっています。

このブログを書いている3月上旬にちょうど見頃を迎えています。

芝公園の「銀世界」とは

芝公園の銀世界はもともと新宿（西新宿３丁目）にあった梅屋敷「銀世界」から明治４１年~４２年ごろ移植されたもののようです。100年近く前に芝公園に移ってきたんですね。その後芝公園内で移植が１度あり、現在の芝丸山古墳の近くに存在するということです。

江戸時代の歌川広重の絵にも描かれているということで、昔から愛されている梅の木なんですね。

「銀世界」という名前が素敵に思います。その名の通り白梅が多く、見られます。（赤やピンクの梅もありますが。）

白梅の花言葉は「気品」というらしく、小ぶりの花を枝に沿ってプリッと咲かせる梅は華やかさより上品さや朴訥な印象を感じさせてくれます。

保育園の子供たちや近所の方の散歩コースとして人気です。梅の花に気づいた方たちが写真を撮っていました。

都内には桜の名所は数多くありますが梅の名所ってそこまで多く思いつかないですよね。

春の訪れとともにすぐに花が開花する梅、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。